ロイ・ジョーンズ・ジュニアミドル級~ヘビー級の4階級を制覇。

型破りなボクシングスタイルに関わらず、その重量級ながら圧倒的なスピードを活かした、オフェンス・ディフェンス共に完璧。

身体能力は、歴代のボクサーの中でも屈指と称された選手、『ロイ・ジョーンズ・ジュニア』を紹介します。


相手を置き去りにするスピード

ロイ・ジョーンズ・ジュニアは、長い期間にわたって、
パウンド・フォー・パウンドで最強と言われた選手です。

そのスタイルといえば、
ただのノーガードだけでなく、
時にはロープ際で手を後ろに回してのディフェンス。

ダンスでの挑発。

型破りなファイトスタイルながら、
スピードで数多くの選手を圧倒しました。

ハンドスピード、ステップインのスピード、体重移動のスピード、
どれを取っても、適う選手はいなかったでしょう。

スローで見たらわかりますが、
明らかにスピードの次元が違います。

ロイだけが動いて、相手を置き去りにしている感じ。

飛び込みざまのパンチやノーガードなどのスタイルは、
ナジーム・ハメドに通じるものがありますね。

盗まれた金メダル事件

ロイ・ジョーンズ・ジュニアは、
プロで活躍する前、アマチュア時代に、
ソウルオリンピックに出場しました。

決勝での対戦相手は韓国の“朴時憲”。

ロイは2回ダウンを奪って、
有効打も86対32。

誰が見ても結果は明らかでしたが、
優勝したのは朴時憲。

これに対し、ロイは泣きながら「金メダルが盗まれた」と表現したことから、
この一連の事件は『盗まれた金メダル事件』と言われています。

この『盗まれた金メダル事件』は、
後のアマチュアの採点制度が変わるきっかけとなりました。

ボクシング以外のエンターテイメント性

ロイ・ジョーンズ・ジュニアは、
ボクシング以外にも多彩な才能を持つことでも知られています。

バスケットのリーグでプレーしていて、
バスケット試合があった日の夜にボクシングの試合をしたことがあったり、
ミュージシャンとしてCDを多数出しているなど、
生粋のエンターテイナーとして人気を博しました。